安倍首相 内閣改造会見 新外相で日露関係に粘り強い交渉力 経済外交の展開を期待

安倍首相は11日、第4次安倍第2次改造内閣発足に関する総理記者会見で、対露関係について、幅広い分野での関係発展を目指すことを明らかにした。
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安倍首相は「幅広い分野で日露関係を国益に資するような形で発展させつつ、領土問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針の元に引き続き真剣に交渉を進めていく」と決意を新たにした。

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また、茂木敏充経済再生相の外相任命について安倍首相は、「TPPイレブンの困難な交渉を妥結に導いた」と茂木氏の毅然とした外交手腕が海外から高い評価を受けたことを指摘し、これをロシアとの交渉で活かすことへの期待感を示した。

また「積極的な経済外交の展開など日本の外交の奥行を広げてもらいたい」とした背景には、経済問題に経験豊富な茂木氏に外交分野で経済の手腕を発揮させる意図があることをちらつかせた。

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