原油価格が上昇 米原油在庫統計と貿易ニュースで

世界の原油価格は12日、米国エネルギー省が発表した同国の1週間の原油在庫統計の減少や、貿易をめぐる懸念緩和を受けて上昇している。
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日本時間13時57分の時点で、北海ブレント原油先物11月限の価格は0.69%高の1バレル=61.23ドル。

WTI原油先物10月限の価格は0.86%高の1バレル=56.23ドル。

取引参加者らは、米国エネルギー省の週間原油在庫統計に楽観的な反応を見せている。

エネルギー省によると、米国の原油在庫は前週比690万バレル減。アナリスト予想は270万バレルだった。

またトレーダーらは、トランプ米大統領の声明にも注目した。トランプ氏は、米国が2500億ドル相当の中国製品に対する関税を25%から30%に引き上げることを10月1日から10月15日に延期すると発表した。これは貿易緊張の緩和の兆候として、世界経済全体および石油需要の見通しにとってもプラスの要素として認識された。

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