世界最恐の特殊部隊 トップ10

米国の愛国的な軍事ニュースポータル「We Are The Mighty」(我々は偉大なり)」は、世界最恐の特殊部隊トップ10を発表した。ランキングにはフランスの国家憲兵隊やロシアの特殊任務部隊「スペツナズ」も入った。
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世界最恐の特殊部隊は一体どこにいるのか、第10位から見てみよう。

第10位 中国「雪豹突撃隊」

「雪豹突撃隊」は、2008年北京五輪の安全性確保のために編成された。

中国の「ユキヒョウ」が特に自信を持っているのは正確な狙撃力、過酷な環境でのサバイバル能力、隊員の自己犠牲的な勇敢さ。

世界最恐の特殊部隊 トップ10

第9位 英国海兵隊「特殊舟艇部隊(SBS)」

「特殊舟艇部隊(SBS)」は、米国海軍で言えば特殊部隊「ネイビーシールズ(Navy SEALs)」に相当する。SBSは第二次世界大戦の終焉間近に創設された。

入隊にこぎつけるのは容易なことではない。4週間にわたって体力の限界に挑む選抜試験では、最終ステージの40キロの急行軍までに出願者の90%が脱落していく。対テロ活動を主任務とし、ロンドンで行われたISIL(別名IS、ロシアでの表記は「ダーイシュ」)、タリバン、およびアルカイダ(いずれの組織もロシア連邦での活動は禁止)を殲滅する作戦に出動している。

第8位 ポーランド特別軍「JWグロム」

「We Are The Mighty 」の記述によれば、JWグロムはソ連崩壊前夜の1990年、「ソ連に住むユダヤ人のイスラエルへの移住」のを助けた。同特殊部隊は厳格なメソッドで有名。当初は国内での作戦(テロリストからの人質救出など)に特化していたが、現在は海外での作戦にも参加。

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第7位 パキスタン陸軍「SSG」

「We Are The Mighty」の引用の、ビジネス・ニュースサイト「ビジネスインサイダー」の記事によれば、「SSG」入隊には36マイル(約58キロ)を12時間以内に突破する急行軍と、フル装備で5マイル(8キロ)を20分以内に走る能力が必要。同特殊部隊の初陣は1965年のインド最北ジャンムー・カシミール州での作戦。同特殊部隊が関わった一番有名な作戦は、2007年のパキスタン・モスク立てこもり事件だ。

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第6位 米国陸軍「デルタフォース」

「デルタフォース」は第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊の通称。デルタフォース出動の大成功の作戦として「We Are The Mighty」が選んだのは、イラク共和国のサッダーム・フセイン元大統領を拘束した「赤い夜明け作戦」。

第5位 フランス「国家憲兵隊治安介入部隊(GIGN)」

1994年12月、南仏マルセイユで、エッフェル塔破壊を目論んだ4人のテロリストによる「エールフランス8969便ハイジャック事件」は記憶に新しい。この事件で人質の乗客乗員218人の解放作戦を遂行したのがGIGNだ。

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第4位 イスラエル国防軍「サイェレット・マトカル(第269部隊)」

イスラエル国防軍・参謀本部の特殊部隊。1957年の創設以来、広範囲の偵察能力と、対テロ作戦、人質解放作戦の目覚ましい成功で名声を確立。

世界最恐の特殊部隊 トップ10

中でも有名なのが、1976年6月、エンデべ空港のエールフランス航空機ハイジャック事件での奇襲。テルアビブ発パリ行きAF139便ではサイェレット・マトカルによって人質106名のうち103名が解放。救出作戦では稀にみる成功例として知られる。

第3位 スペイン海兵隊「フエルサ」

「フエルサ」は、船舶を乗っ取る海賊とテロリストからの人質解放作戦に用いられる。素早い急襲能力で有名。

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第2位 ロシアの「スペツナズ」(特殊任務部隊)

「スペツナズ」とはロシア語で「特殊任務部隊」の略語。当然、複数の省庁機関に存在するが、「We Are The Mighty」は「スペツナズ(特殊部隊)」と表記するのみで、いずれの特殊部隊を示すのかは明記していない。

「We Are The Mighty」いわく「スペツナズ」は「赤軍の流れを汲む」シャープな部隊でその活動内容は「極めて機密」。また偵察のエキスパートで、用いる武器も標準タイプではなくスペツナズの「お気に入り」を駆使することが許されていると指摘。

第1位 米国海軍「ネイビーシールズ」

「ネイビーシールズ」入隊には潜水泳法の能力、パラシュート降下、長距離を走る能力が要される。入隊が決まり、基礎訓練過程を終えると、特殊なプログラムを盛り込んだ訓練が18ヶ月にわたって続く。同特殊部隊が遂行した有名な作戦は、国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラーディン殲滅作戦。

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