ウゴ・チャベス元ベネズエラ大統領、アメリカをコカイン攻めにする指示=新聞

ベネズエラ元大統領の故ウゴ・チャベス氏は、アメリカをコカイン「漬け」にしてアメリカと闘う意向であった。アメリカ麻薬取締局の報告書をもとにEl Mundo紙が伝えている。
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報告書には、チャベス氏が2005年に諜報関係者を大統領官邸に集め、「アメリカをコカイン漬けにして対立する」ことを命じた。計画実行のためにチャベス氏は、米国務省が2001年にテロ組織リストに加えた反政府左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」と調整する必要がある、と語ったとされる。

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このテーマを協議する会合は何度か開かれたという。2回目の会合ですでに、計画は詳細に練られ、麻薬の陸上および空中輸送ルートも作られたとされている。

その会合の出席者には別名El Pollo(ザ・チキンの意)で知られる元ベネズエラ諜報機関トップのウゴ・カルヴァハリ氏も名を連ねていたという。カルヴァハリ氏は米国の要請で今年4月にコカイン大量密輸の容疑で逮捕された。カルヴァハリ容疑者は現在スペインの刑務所におり、アメリカへの引渡決定を待っている。

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