英国ブレナム宮殿から金の便器が盗まれる 価値は1億2千万円以上

9月14日、英国のウィンストン・チャーチル元首相が生まれた場所として有名なオックスフォード郊外のブレナム宮殿で金の便器が盗まれ、警察が捜索していることが明らかになった。盗難にあたり便器が外されたことで、宮殿内の配管にも出ているという。
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盗まれたのは、18金の便器。イタリアの現代アーティスト、マウリツィオ・カテラン氏の作品で、100万ユーロ(約1億2千万円)以上の価値があるとされている。

​警察は、犯行には複数人が関与しており、少なくとも2台の自動車が使われたと見ている。すでに容疑者として66歳の男性が逮捕された。

カテラン氏の金の便器

日本のトイレはハードモード 外国人の目線
このアートオブジェは、2016年にニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館で初めて披露された。

作者のカテラン氏は、これを「アメリカ」と名付けた。便器は完全に実用可能で、美術館では誰でも利用することができた。グッゲンハイム美術館の管理者によると、展示開始以降、約10万人が利用したという。

このオブジェはカテラン氏の個展の一環としてイギリスに運ばれた。入場者は「アメリカ」を便器として使用することができたが、行列を避けるために使用時間は一人3分と制限されていた。

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