原油価格が約10%急騰 サウジの生産量減少で

世界の原油価格は16日、サウジアラビアの石油・ガス会社サウジアラムコのインフラが無人機の攻撃を受けた影響で、約10%上昇している。
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日本時間13時36分の時点で、北海ブレント原油先物11月限の 価格は9.96%高の1バレル=66.22ドル、WTI原油先物 は8.61%高の1バレル=59.52ドル。

石油価格は4月~5月以来の高値水準。

サウジ石油施設攻撃

サウジアラビアは世界最大の石油輸出国で、3大産油国の一つ。1 4日、サウジの石油施設が攻撃を受け、生産が日量570万バレル 減った(サウジの通常の産油量は日量980万バレル)。これを受 け、世界の原油価格は平均で12~13%上昇、一時的に19%上 昇した。

攻撃では、サウジ主導のアラブ連合軍と対立しているイエメンの反 政府武装組織フーシが犯行声明を出した。報道によると、 フーシは無人機を使って攻撃を行った。

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