アムールタイガーは約600頭 専門家がロシアの希少なトラの個体数を割り出す

レッドブック、つまり絶滅の危機にあるロシアの野生アムールタイガーの個体数は580-600頭に増えた。セルゲイ・アルミリョフ「アムールタイガー」センター長がスプートニク通信の取材に応じた。
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アムールタイガーは地球上で最も希少な猛獣の一つで、レッドブックにも登録されている。2018年秋のデータによると、ロシアでの個体数は560-580頭だった。次の調査は2021年から2022年にかけ、冬に行われる予定だ。

アルミリョフ・センター長は、「専門家の計算では、現在ロシアには580-600頭が生息している」と述べ、この数字にはWWF(世界自然保護基金)やロシア天然資源・環境省も同意している。


アムールタイガーはトラの最大種であり、最北に生息し、雪中での生活をマスターした唯一の種類でもある。

現在、アムールタイガーの95%はロシア極東に生息し、5%が中国にいる。約20頭が北朝鮮に生息している可能性がある。

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アムールタイガーの体長は尾を入れずに160-200cmで、尾の長さは約100cm。成体の重さは300キロに達することもある。

最大重量としては384キロが記録されている。

1947年にアムールタイガーは保護対象となり、ロシアにおけるアムールタイガーの狩猟は一切禁止されている。この100年で世界の同種個体数は25分の1となった。

アムールタイガーの皮と体の一部は非合法狩猟の対象になっている。それらは主に中国に持ち込まれ、東洋医療に使用されている。

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