原油価格が上昇 中東をめぐるリスクの存在で

20日、世界の原油価格は上昇している。中東情勢をめぐるリスクが引き続き存在する中、投資家らは慎重な姿勢をみせている。
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日本時間14時25分の時点で、北海ブレント原油先物11月限の価格は0.47%高の1バレル=64.7ドル。

WTI原油先物11月限の価格は0.81%高の1バレル=58.66ドル。

OANDAのシニア市場アナリスト、ジェフリー・ヘイリー氏は「原油市場では週末を前に積極的に原油を販売したいという欲求はなかなか見られない」との見方を示している。AFP通信が報じた。

ヘイリー氏は、市場のこのようなムードについて、サウジアラビアの石油施設が攻撃を受けたことをめぐり、新たな攻撃のリスクが減少するのではなく、高まっているとみられることと関係していると指摘している。

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