「日本の勝利がとても嬉しい」
9月16日から22日にアゼルバイジャンのバクーで開催された新体操の世界選手権はロシアの大勝利に終わった。ロシア女子は9つの種目で8個の金メダルを獲得した。ロシアが唯一金を逃した種目はボールで、この金メダルは日本がさらった。
ロシア代表チームのヴィネル・ウスマノワ監督は次のように述べている。
「今日、ありがたいことに私たちは金を一つとり逃しました。誰が他の人が1位の表彰台に上ってくれたことを私はとても嬉しく思います。だって駆り立てる何かが必要ですもの。今日の日本の勝利を私たちはとても嬉しく思っています。日本もロシアで(インナ・)ブィストロワ監督についてトレーニングをしていますが、これもある意味でロシア新体操の成した功績です。彼女たちはサンクトペテルブルクですでに4年にわたって特訓をしています。」
相手を威嚇する「ハカ」とサムライの刀
9月20日、日本でラグビーのワールドカップが開幕した。初戦で日本はロシアを相手に30対10で圧勝。ミスが目立ったとはいえ、ロシア代表のキャプテンはチームの出来に満足。ロシアのミスは日本代表がうまく活用した。
ロシアとの初戦が終わった後、日本代表のキャプテンを務めるリーチマイケルはロシアのロッカールームに入り、キリル・ゴロスニツキー選手に日本刀を贈った。ロシア代表の唯一の先制トライを決めたゴロスニツキーを日本代表が最優秀選手と認めたからだった。
開幕したばかりのW杯で万人の脳裏に鮮やかに刻まれたのはニュージーランド代表が試合の前に必ず行う、戦闘高揚の儀式「ハカ」。ニュージーランド代表はラグビーでは多くのタイトルを奪ってきた。世界杯では1987年、2011年、2015年と3度の優勝を飾っている。ニュージーランドのラガーマンが感情を頂点にまで高め、勝利を鍛える「ハカ」ダンス、ここで再度振り返ってみたい。
ロシアは国際テニス界でも着々とポジション固め
ロシアのダニール・メドベージェフ(23)は22日、サンクトペテルブルク・オープンで勝利し、男子プロテニス協会(ATP)のランキングで4位をキープした。
賞金総額118万ドルのサンクトペテルブルク・オープンのファイナルでメドベージェフはクロアチアのボルナ・チョリッチに6-1、6-3で勝利。メドベージェフはATPで6度目の勝利を果たした。また全米オープンでもファイナルまでこぎつけたが、惜しくもスペインのラファエル・ナダルに勝ちを譲っている。全米オープン3次ラウンドでは、スペインのロペスと対戦した際、審判と口論になったメドベージェフ選手は観客のブーイングに非紳士的ジェスチャーを行ったとしてスキャンダルの中心になった。
メドベージェフはすでに11月10日から17日にロンドンで開催のATPファイナルツアーへの参加資格を得ている。ファイナルでは今シーズンの8トップ選手らが戦う。賞金総額は850万ドル。これほどの大躍進はロシアの男子テニス界には近年なかった。
女子バレーボールW杯 イン 日本
日本では女子バレーボール・ワールドカップの第2ラウンドが展開中だ。ロシア代表は今日、対アルゼンチン戦で見事な勝利を収めた。富山での対戦は3-0でロシアの圧勝に終わった。ロシアの順位は現時点で3位。唯一、中国に負けた他は7戦中6勝を収めている。明日、24日はオランダと対戦。日本代表は2勝4敗で9位。現在トップを切る中国は向かうところ敵なしで圧勝している。