露「ノバテク」、アジア諸国へLNGを供給するため、日本の「西部ガス」と合弁会社設立へ

ロシアのガス会社ノバテクは、日本の西部ガスのひびきLNG基地(福岡県)を利用するため、今後数カ月間で西部ガスと合弁会社を設立する計画。ノバテクのレオニード・ミヘルソン社長が明らかにした。
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ミヘルソン氏は、東京で開かれたLNG(液化天然ガス)の生産者と消費者の国際会議に参加した。

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ミヘルソン氏によると、9月上旬、西部ガス株式会社と、LNG及び天然ガスを最終消費者に供給するための合弁会社を今後数カ月で設立し、福岡県にあるひびきLNG基地に新たなLNGを貯蔵するタンクを建設、稼働することに関する合意の基本条件に調印がなされた。

ミヘルソン氏は合弁会社の設立について、アジア太平洋諸国へのLNG供給の柔軟性を高めると強調した。

またミヘルソン氏は、LNGの世界市場は急速に成長し続けており、10年後には7億トンに達すると主張している。

ミヘルソン氏は国際会議で「重要な成長要因は、ガスの環境上の利点である。ロシア、日本、そして世界中でこれに大きな注意が払われている」と述べた。

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