中国、軍事パレードで最新の大陸間弾道ミサイルを公開

中国は建国70周年を記念した軍事パレードで、最新の大陸間弾道ミサイルDF-41(Dong Feng-41、東風41)を公開した。通信社スプートニクの特派員が伝えた。
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中国は1日、同国史上最大規模の軍事パレードを行っている。3段式固体燃料ミサイルのDF-41は、1980年代から中国で開発され、2012年に試験が開始された。

さまざまな消息筋の情報によると、DF-41の射程は1万2000キロから1万4000キロで、迎撃が困難な個別誘導式の弾頭を6発から10発搭載することができる。

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DF-41の全長は21メートル、直径は2.2~2.5メートルで、地上及び鉄道移動式がある。命中誤差は100メートルから500メートル。

ロシアのマスコミでは、2017年にDF-41がロシアと国境を接する中国北東部の黒竜江省に配備されたことがわかった後、中国の意図に関する多くの相反する意見が上がった。

軍事専門家らは、ロシア領土の近くに中国のミサイルが配備されることは脅威ではなく、国家間の高い信頼を意味していると説明した。

マスコミでDF-41の配備地域について報じられたのは、当時大統領に就任したばかりのトランプ氏に向けた警告サインになったとみられるという。

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