トランプ大統領はツイッターに投稿し、「これは弾劾手続きではなく、クーデターとの確信を日に日に私は強めている」と主張した。
このようにトランプ大統領は民主党の動きを批判したうえで、弾劾手続きは「権力、主張、自由、修正第2条(国民に武器保有の権利を認める合衆国憲法の条項)、宗教、軍隊、国境の壁、神によって与えらえた米国民の権利」を国民から取り上げる試みとして、けん制した。
トランプ大統領は7月に実施したゼレンスキー大統領との電話会談で、バイデン前副大統領とその息子に関係した調査の実施をウクライナが拒否した場合、同国に対する4億ドル規模の軍事支援を停止するとほのめかしを行ったとの疑惑がもたれている。こうした疑惑を受けてホワイトハウスは25日、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の電話会談記録を公表した。公開された記録によると、トランプ大統領はバイデン氏とその息子に関係した調査の関連で、バー米司法長官と自身の顧問弁護士が連絡を取ると発言していた。
バイデン前副大統領はオバマ政権での副大統領時代、欧州諸国と共に、汚職問題への対策が甘いとして、ウクライナ検事総長の解任を同国に働きかけていた。
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