マハトマ・ガンディーの遺灰が記念施設から盗まれる インドでの生誕150年記念日に

インド解放運動の主導者マハトマ・ガンディーの遺灰がインドの記念施設から盗まれた。『インディア・トゥデイ』誌が地方当局を引用して報じた。
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1948年1月に射殺された後、ガンディーの遺体は火葬された。遺灰はいくつかに分けられ、その一部がマディヤ・プラデーシュ州の記念施設に保管された。

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事件はガンディー生誕150年記念日に発生。破壊者は記念施設の入口に「民族の裏切り者」と記した。

「これはガンディーを殺害したナトラム・ゴドセを敬愛するものの仕業らしい。こうした憎悪は早急に終わらせる必要がある。そして警察は速やかに犯人を特定し、捕まえなければならない」と地方議会のグルミット・シンフ議長は強調した。

マハトマ・ガンディーはインドの民族解放運動の思想家。

インドの独立を勝ち取るインド人たちの長年にわたる闘いの中で、ガンディーは無抵抗主義を説いた。彼の平和行進や不服従行動といった非暴力による闘いは、英国の植民地支配からの独立運動でインド国民を奮起させた。

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