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気候変動に関する政府間パネルが、近い将来人類に待ち受ける事柄を発表

9月25日、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、地球温暖化による海洋、氷河、永久凍土への影響に関する報告書を発表した。専門家らは、2055年までに人類は海面上昇の影響で毎年自然災害に直面するだろうと予測している。
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2006年から2015年までに、グリーンランドでは毎年2800億トンの氷が、南極では1550億トンが、それ以外の氷河では2200億トンの氷が溶けてなくなった。このような急速な氷解は、次の四半世紀の気候を脅かすと考えられるため、迅速な対応が求められている。9月17日から始まった第74回国際連合総会では、専門家らが地球温暖化を遅らせるための必要な対策として、「温室効果ガスの排出削減」「エネルギー産業への補助金削減」「化石燃料から再生可能エネルギーへの移行」を挙げた。また9月25日、77ヶ国が2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにすると約束した。

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