南クリル諸島の観光ツアーが延期に

南クリル(北方4島)での露日共同経済活動をめぐる観光分野でのパイロット事業として10月11日から予定されていた観光ツアーが延期されることとなった。清水・駐ユジノサハリンスク日本総領事がリア・ノーボスチ通信の取材で明らかにした。
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清水総領事によれば、今月の11日から予定されていたパイロット・ツアーは10月末から11月上旬に延期されることとなった。

これまでの報道によれば、このツアーには日本人観光客17人を含む50人が参加し、クナシル島(日本での表記は国後島)とイトゥルップ島(日本での表記は択捉島)を集団で訪れる予定だった。

ツアー団は11日に「えとぴりか」号で北海道の根室港からクナシル島のユジノクリリスクに出港し、16日に帰港する計画を立てていた。

ユジノクリリスク管区のヴラセンコ区長によれば、ロシア側は日本のツアー団客に対して一般的な観光ルートを計画していた。

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