国連がまもなく資金が尽きるおそれ トランプ大統領が改善策を発見

米国のドナルド・トランプ大統領は、国連が財政不足の改善に取り組んでいるという報告の後に、「米国だけ」でなく、加盟するすべての国が「支出すべき」と国連に呼びかけた。
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トランプ大統領は、国連の財政不足に関するテレビチャンネルCBSの発表について、「さあ、すべての加盟国メンバーに支出させてください、米国だけでなく」とツイッターでコメントした。

​以前、AFP通信は、国連のアントニオ・グテーレス事務総長の書簡を引用し、国連は総額2億3千万ドルの赤字に陥っており、10月末には資金が尽きるおそれがあると報道した。

その際、ある国連代表は、以前、グテーレス事務総長が、キャッシュフローの問題を避けるために加盟国に納入額を増やすよう依頼したが拒否されたとAFP通信に語った。


どの国がいくら国連に支出しているのか

各国は国の経済状況にもとづき国連予算へ支出を行っている。今年、強制的納入での財政義務を193カ国中129カ国が果たし、予算収入の70%が納入された。

強調すべきは、米国は国連本部がある国というだけでなく、現在の費用の5分の1を負担しており、その総額は2016年から2017年で56億ドルにのぼる。

比較として、2019年のロシアの国連への支出は6705万6845ドル、中国は3億3472万6585ドル、日本は2億3878万3713ドルだった。

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