米共和党議員 シリア侵攻を受けてトルコに「壊滅的制裁」を計画

トルコによるシリア北東部での軍事作戦を受け、米共和党のリンゼー・グラム上院議員はトルコに対し「壊滅的制裁」を課すことを計画していると述べた。ロイター通信が報じた。
この記事をSputnikで読む

グラム議員はニュースサイト「アクシオス」のインタビューで、トルコの経済と軍隊に制裁の影響が及ぶと指摘したほか、トランプ米大統領によるシリア北東部からの米軍撤収決定がトルコによるクルド人勢力への空爆につながったと述べた。

また前日にはツイッターへの投稿で、シリア北部に進軍すればトルコ政府は「地獄からの制裁」を受けると警告。「広範かつ深刻な破滅的制裁」になるとした。

​また、民主党のクリス・バンホーレン上院議員はツイッターへの投稿で、超党派の制裁法案が9日に最終決定されるだろうと述べた。


シリアに展開する米軍部隊は7日、同国北東部から撤収を開始した。これを受けて、トルコはシリア北部に「安全地帯」を設置すべく、少数派民族クルド人勢力を同地域から排除することを目的とした軍事作戦「平和の春」を実行に移した。

関連ニュース

コメント