日本のレース鳩がロシアに到着

オホーツク海に面したロシアの都市マガダンから60キロに位置するコニ半島の燈台守が日本のレース鳩を発見した。見つけ物の情報は日本に伝えられ、この鳩は千葉市の鳩小屋で飼われていたレース鳩であることが判明した。10日、「マガダン」禁猟区の公式サイトで公表された。
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数日の間、この鳩は灯台でエサを与えられて過ごしていたが、その後飛び去ったという。

鳩のレースは特別な訓練を受けた鳥たちによるスポーツの一種。その課題は定められた区間を予定時間内に移動するというもの。

サイトでは、「『マガダン』の禁猟区に飛来した鳩は訓練飛行に参加していた。4月6日、17羽の鳩が北海道南部の長万部市を飛び立った。鳩たちは南に800キロの千葉市の鳩小屋まで飛んで帰ることが予定されていた。このグループの15羽は無事に鳩小屋に戻った。私たちの鳩は間違って北東方向を選んでしまい、北海道南部からマガダン州コニ半島のタラン岬まで10日間1995キロを飛行した」と紹介された。

鳩の所有者のナカダイオサムさんは、可愛い教え子を保護してくれた人々に感謝を伝え、20年前に彼の鳩がロシアのレースに参加し、その多くが千葉まで帰ってきたと語った。そのため彼はマガダンに飛んでいった鳩がいつか千葉に戻ってくることを願っている。

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