原油価格が上昇 OPECプラスの減産拡大への期待で

11日、世界の原油価格は上昇している。石油輸出国機構(OPEC)事務局の発言が、減産拡大の可能性のシグナルとして捉えられた。
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日本時間13時47分の時点で、北海ブレント原油先物12月限の価格は0.52%高の1バレル=59.41ドル。

WTI原油先物11月限の価格は0.54%高の1バレル=53.84ドル。

取引参加者らは、10日に発表されたOPECのバルキンド事務局長の声明に楽観的に反応し続けている。事務局長は、OPECと非加盟主要産油国で構成する「 OPECプラス」が、12月の会合で今後について減産拡大を含むすべての選択肢を検討する可能性があると述べた。

また事務局長は、2020年の原油需要は今年の水準を下回ると予想されるが、OPECプラスの全参加国は市場の安定性の維持を望んでいると述べた。次回のOPECプラス会合は12月4日にウィーンで開かれる。

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