「ICON」は小型ロケットに搭載され、日本時間11時に打ち上げ機「L-1011スターグレイザー」から空中発射された。
フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から飛び立った打ち上げ機は、フロリダ州沿岸から80 km離れた高度12キロの大西洋上空でロケットを空中発射した。
「ICON」は重さ287キロ、運用期間は少なくとも2年で、太陽活動の影響下で発生する高層大気の変化を研究することが目的。地球の熱圏と電離層の相互作用を観測する。
得られたデータは宇宙天気が通信システム、ナビゲーション、宇宙機器に与える影響をさらに理解するのに役立つと考えられている。