エトナ火山の北東部上部に設置された同研究所の特別なテレビカメラが、6時30分頃(モスクワ時間7時30分)に火山の噴火を記録した。今回の噴火は小規模の爆発と火山灰の強力な噴出が特徴となった。現在、エトナ火山の上空には灰色の煙の柱がはっきりと確認されている。
イタリア国立地球物理学火山学研究所の火山学者らは、状況は比較的安定していると評価。それにもかかわらず火山灰の噴出がカターニアの街の上空を部分的に覆った。
カターニア国際空港の管理部は1時間に4便の運行に限定するよう指示を出した。
エトナ山は欧州でもっとも標高が高い活火山。