カリフォルニア火災 数十軒の家屋全焼 大規模計画停電【動画】

米カリフォルニア州では、緊急火災警報が発令されて3日目を迎えている。各電力会社は、断線が火災につながる危険があることから、数十万世帯の大規模計画停電という前例のない措置を講じたが、火災を防ぐことはできなかった。
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火災は多くの地区で発生し、居住区まで達したため住民の避難が行われている。状況が最も深刻なのは南カリフォルニアで、リバーサイド郡カライメサ市では少なくとも移動式住居73軒が全焼した。

​また、南カリフォルニアのロサンゼルス郊外シルマーでも、火災の脅威にさらされており、避難している住民もいる。火事による負傷者はでていない。

一方、北カリフォルニアのコントラコスタ郡モラガ市では、消防士が懸命な消火活動を行っている。火災危険区域には140戸の家屋が建っていることが確認されている。

​気象予報では、カリフォルニアの異常気象は少なくともあと2日続くとされている。

昨2018年の秋、米カリフォルニア州では「キャンプ・ファイアー(同州北部火災)」、「ウールジー・ファイアー(同州南部火災)」と呼ばれる大規模火災が起きた。この火災の総面積はおよそ10万ヘクタールに達し、1万2千軒近くの家屋が破壊され、死者は80人を超えた。

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