報道によると、火災による焼失面積は19平方キロへと拡大。10万人を超える住民に避難命令が出された。
ロサンゼルス消防当局によると、消防隊員約1000人が消火活動に当たっている。火災により複数の幹線道路の一部が封鎖され、地下鉄も運休となった。
カリフォルニア州の電力大手PG&Eは9日、森林火災の予防措置として輪番停電を実施。北カリフォルニアの住民約200万人が停電の影響を受ける中、今回の火災が発生した。
計画停電は、強風によって送電網を火元とする森林火災が発生するリスクを減らすための措置として実施されていた。
昨2018年の秋、米カリフォルニア州では「キャンプ・ファイアー(同州北部火災)」、「ウールジー・ファイアー(同州南部火災)」と呼ばれる大規模火災が起きた。この火災の総面積はおよそ10万ヘクタールに達し、1万2千軒近くの家屋が破壊され、死者は80人を超えた。
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