形が通常と違う理由はなぜ
中国のエンジニアたちは、新しいヘリコプターの形が通常と違うのは、この機をスピードアップさせるためだと説明する。「スーパーグレイトホワイトシャーク」と名付けられたこの飛行機は、最高時速650キロというヘリコプターとしては異例のスピードで飛行することが可能。
「スーパーグレイトホワイトシャーク」のさらなる機能とは
新型ヘリコプターに搭乗できるのは2人。
開発者らは、スーパーグレイトホワイトシャークは相当量の積載が可能で、また、さまざまな軍事ミッションを遂行することができると主張。
しかし、今のところ誰もスーパーグレイトホワイトシャークが離陸したところを確認していない。
かつてこうしたタイプの航空機は存在したか
「空飛ぶ円盤」タイプの飛行機はかつて米国とドイツ、旧ソ連で開発が試みられた。
1980年代にロシアで「飛行翼」タイプのEKIPの開発が行われた。その形状は円盤状で、着陸用装置の代りにエアークッションが備えられていた。
EKIPの飛行高度は10キロに達し、速度は時速610キロ。また、同機はホバークラフトタイプで地上や水上を飛行した。旧ソ連の崩壊後、外国の専門家らに「ロシアのUFO」プロジェクトと呼ばれたEKIPは、その後、財政難から実現されることはなかった。