2位はエリザベータ・トゥクタミシェワ選手(ロシア)。トゥクタミシェワ選手もトリプルアクセルを披露したが、いくつかミスがあった。
コストルナヤ選手はショートとフリー合わせて234.84点を獲得して優勝。トゥクタミシェワ選手(212.53点)は2位という結果に冷静に反応し、フィンランディア杯は米国で開催のグランプリシリーズに向けた準備だと指摘した。3位は日本の横井ゆは菜選手(191.90点)だった。
コストルナヤ選手は勝利について次のようにコメントした-
「さらによい結果を出せたこと、最初の大会からまず自分自身に証明できたこと、新しい要素を学び、それを取り入れた演技ができることがとても嬉しいです。こんなに高得点が出るとは思っていませんでした。」
「今はまだアクセルを跳ぶ女子選手はそれほど多くありませんが、これが私の武器だと言うことはできません。これは他の人も身につけることができる要素だからです。また、いつでも成功するとは限りません。」
またコストルナヤ選手は、トゥトベリーゼ氏のチームで練習することは、自分自身を克服し、より良い結果を目指す力を与えると強調した。
「(トゥトベリーゼ氏のチームで練習することは)、毎回練習に来てさらによくなるためのトレーニングに向けた大きなモチベーションになります。だってサーシャ(アレクサンドラ・トゥルソワ選手、トゥトベリーゼ氏に師事)は3回も4回も5回も4回転ジャンプを飛んでいるんです。サーシャは飛んで、飛んで、飛んでいる。でも3回転を全部飛んでもう終わってしまった人は、壁の近くに立って見ている。でもサーシャは飛んで、飛んで、飛んでいる。アーニャ(アンナ・シェルバコワ選手、トゥトベリーゼ氏に師事)も同じ。みんな飛んで、練習している。もちろん、みんながやってるのに自分はできないのはとても腹が立ちます。だから自分の中の何かを変え、改善しようとするんです。」