ロシア反ドーピング機関の事務局長、サンプルのすり替えを認める=NYT

ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)は、ロシア反ドーピング機関(RUSADA)のユーリ・ガヌス事務局長が、モスクワの検査所でサンプルがすり替えられていたことを認めたと報じた。
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NYTによると、コロラドで開かれた会議でガヌス事務局長は、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)に提出されたモスクワの検査所のデータベースで1000以上のサンプル結果がすり替えられたと述べた。

ロシア、2020年東京五輪への参加資格剥奪の可能性?
NYTは、これは現在政府高官を務める有名選手たちの名誉と名声を守るために行われたと報じている。

WADAは今後2週間以内にロシアに対してより重い制裁を発動すべきかどうかを判断するという。

ロシア側が違反を犯したと認められた場合、ロシアの選手たちは2 020年東京五輪やその他の国際大会への出場資格を剥奪される可 能性がある。

なお、ロシア・スポーツ省とロシア・オリンピック委員会からの反応はまだない。

先に、WADAがモスクワの検査所のデータベースから陽性を示すサンプルの情報が削除されていたことを明らかにしたと報じられた。

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