スコットランド協会 台風めぐる「失言」の検証開始に疑義呈す

スコットランドラグビー協会は16日、超大型の台風19号に関するW杯日本大会で同代表チームの「不適切な」発言について、ワールドラグビーが不品行を問うことがそもそも「適切」なのか疑問を呈した。AFP通信が報じた。
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報道によれば、SRUのマーク・ドッドソンCEOは台風19号の影響で試合が中止になれば法的措置も検討していると警告し、台風の「巻き添え被害」を受けるわけにはいかないと発言していた。これを「残念」だと非難したワールドラグビーは、この問題を紛争委員会に持ち込む決定を下した。

SRUは発表文の中で「スコットランドラグビー協会は、この問題に関して不品行を問うことが適切なのか疑問を抱いている」と記した。仮に手続きが実際に進んだ場合、SRUは「この件に関して公正な審理が受けられることを期待している」と話した。

13日の日本戦が中止になっていれば、スコットランドは決勝トーナメント進出の道が閉ざされていたことから、何としても開催を望んでいた。台風通過後、会場の安全が確認されたことにより試合は決行され、日本が28-21の歴史的勝利を収めた。一方、スコットランドは2度目となる予選敗退が決まった。

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