鹿児島口永良部島で火山性地震が増加 噴火に警戒呼びかけ

鹿児島県の口永良部島で18日から火山性地震が増加し、新岳の火口直下ではこれまでより規模の大きな地震も発生した。日本の気象庁は火山活動が高まっている可能性があるとして、噴火警戒レベル2を継続し、火口からおおむね2キロの範囲で警戒するよう呼びかけている。NHKが報じた。
この記事をSputnikで読む

伊ストロンボリ火山で新たに噴火【動画】
口永良部島は、2019年6月、噴火警戒レベルが3から2に引き下げられ、火山性地震も少ない状態が続いていたが、18日午前、島の西側を震源とする火山性地震が発生した。

この場所で起きたのは2018年8月以来。18日の午後9時すぎには、火口の浅いところを震源とする規模の大きな地震も発生した。18日夜10時までの火山性地震は合わせて17回となっている。

気象庁は、口永良部島では火山活動が高まっている可能性があるとして、今後の火山活動に注意するとともに、噴火警戒レベル2を継続し、新岳の火口からおおむね1キロの範囲で大きな噴石に、おおむね2キロの範囲で火砕流に警戒するよう呼びかけている。

関連ニュース

コメント