世界で一番高い金貨が競売に【写真】

ロンドンの競売会社モートン&エデンは、世界で最も珍しい硬貨の一つである、723年のものと推定されるアラブ地域のディナール金貨を10月24日に競売にかけると発表した。英タブロイド紙「デイリー・メール」によると、オークション開始価格は160万ポンド(2億1850万円)。
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モートン&エデンで競売にかけられるようなウマイヤ朝時代に鋳造されたディナール金貨は、世界に約10枚現存している。それらのうちほとんどは個人コレクションまたは博物館に所蔵されている。

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専門家らによると、競売にかけられるこのディナール金貨は、保存状態が良好で、重要な史料としての役割を果たす可能性があると考えられる。この金貨にはイスラム教の聖典コーランの一節が刻まれている。

ディナールの原料の金は、現在のサウジアラビアのメッカ近郊にある鉱山から採掘された。伝説によると、預言者ムハンマドがこの鉱山の最初の所有者だった。この鉱山ではまだ採掘が続いている。

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