アンナ・シェルバコワが優勝 スケートアメリカ女子シングル【動画】

米ラスベガスでフィギュアスケートGPシリーズ第1戦の女子シングルで、ロシアのアンナ・シェルバコワが優勝した。
この記事をSputnikで読む

アンナ・シェルバコワの得点は227.76点。

今日、シェルバコワ選手(ロシア)は小さな奇跡を起こし、ショートプログラムの失敗を素晴らしいフリーの実施で補う形となった。シェルバコワ選手は演技冒頭に2回の4回転ジャンプを跳んだ。4回転ルッツ+3回転トゥループ、そして単独の4回転ルッツだ。今シーズンはシェルバコワ選手にシニア元年となる。

2位は米国のブレイディ・テネル(216.14点)。テネル選手はショート終了時で首位に立っていたが、フリーで一箇所ミスがあった。

エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は205.97点で3位

トゥクタミシェワ選手も得点を伸ばし、代名詞のトリプルアクセルは会心の出来を見せた。先日のショートプログラムでは3回転ルッツが回転不足になり、またステップシークエンスとスピンで取りこぼしがあった。そのためショートとフリーの合計点では上位2選手に届かなかった。トクタミシェワ選手自身は記者団に対し、ショートプログラムの失敗でとても落胆していると話していた。不調の理由として時差と疲労を挙げていた。

坂本花織は202.47点で4位、樋口新葉(181.32)は6位となった。

スタニスラワ・コンスタンチノワ(ロシア)は11位、山下真瑚は12位

アイスダンス・フリーで米国組が1位 フィギュアGPシリーズ第1戦
同日、男子シングルでの米国のネイサン・チェン選手が1位となった。


GPシリーズは、6大会で構成されている。今シーズンはラスベガスの他、ケロウナ(カナダ、10月25日〜27日)、グルノーブル(フランス、11月1日〜3日)、重慶(中国、11月8〜10日)、モスクワ(ロシア、11月15〜17日)、札幌(日本、11月23日~25日)で開催され、男女シングル、ペア、アイスダンスの成績上位6名(組)が、トリノ(イタリア、12月5日~8日)で開催されるGPファイナルに出場する。

フィギュアスケート2019-2020シーズンGPシリーズの予定、GPシリーズに出場する最も人気のあるフィギュアスケート選手のリスト等はスプートニクの特設ページをご覧ください。

コメント