最優秀賞を獲得したのは中国の写真家ヤンキン・バオさん。「瞬間」と名付けられた写真には、チベットスナギツネがマーモットを襲う様子が映し出されている。バオさんはこの１コマのために、中央チベット山岳地帯の草むらに数時間、息をひそめて“瞬間”を待っていた。
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写真コンテスト「2019 Wildlife Photographer of the Year」優勝者、ヤンキン・バオさんの作品「瞬間」
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中国の写真家シャンジェン・ファンさんの「雪原の遊牧民」。雪で覆われた斜面にチルーの群れが足跡を残している
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インドの写真家リパン・ビスワスさんの「欺きの顔」。西ベンガル州のインド国立公園の赤いツムギアリ
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ドイツの写真家ステファン・クリストマンさんの「ぎっしり詰まった輪」。南極大陸アトカ湾氷上で風除けする、皇帝ペンギンのオス５千匹以上
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セルビア・米国の写真家ゾリカ・コヴァセヴィチさんの「人生のタペストリー」。カリフォルニア州ポイント・ロボス州立保護区のイトスギ
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11歳-14歳部門の優勝者、ニュージーランドのクルツ・エルドマンさんの「夜の輝き」。インドネシアのレンベ湾に潜水時に捕えたツツイカ目
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オランダの写真家ジャスパー・ドエストさんの「ショータイム」。日光猿軍団で17年間、観客を楽しませてきたニホンザルのリクの姿
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10歳以下の優勝者、英国のトーマス・イースターブルックくんの「ハミングサプライズ」。トーマスくんは花の上でブンブン唸るハチドリの音を聞き、その瞬間を写真に収めた
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15歳⁻17歳部門の優勝者、イタリアのリカルド・マークジアニさんの「早起き」。エチオピアの崖を移動する、子連れのゲラダヒヒの様子
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スペインの写真家ルイス・ビラリーニョ・ロペスさんの「創造」。世界最大火山のひとつ、ハワイ諸島ハワイ島キラウエア火山で200年ぶりの最大噴火をカメラに収めた
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英国の写真家チャーリー・ハミルトン・ジェイムズさんの「ネズミの群れ」。ニューヨーク、マンハッタンで撮影
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米国の写真家ダニエル・クロナウアーさんの「建築軍」。隙間なく並んだアリたちが作り上げたネットワーク。アリは身体を使って、幼虫のための部屋とトンネルを作った
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米国の写真家マックス・ウォーフさんの「雪に晒されて」。吹雪に耐えるアメリカバイゾンの姿
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ドイツの写真家インゴ・アーントさんの「接戦」。ピューマがラマ属グアナコを攻撃する様子
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ノルウェーの写真家オードン・リカードセンさんの「ワシ王国」。リカードセンさんはイヌワシがよく降りる木の枝にカメラを取り付け、鮮やかな写真を撮ることに成功した
© 写真 : Audun Rikardsen / Wildlife Photographer of the Year
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フランスの写真家ジェレミー・ヴィレさんの「凍結の瞬間」。カナダで吹雪を凌ごうと、身を寄せ合う2匹のドールシープ
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イタリアの写真家マニュエル・プライクナーさんの「池の世界」。カエルの集団移動の様子がとらえられている
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メキシコの写真家アレジャンドロ・プリエトさんの「不法移民がまた一人」。ジャガーの姿が映されている。ジャガーは現在、米国でほぼ姿を消した