台風被害で子供食堂が食材不足「おなかいっぱい食べさせたい」

水戸市の子ども食堂が食材の寄付を呼びかけている。普段、野菜や果物を提供してくれる農家や家庭菜園の畑が台風19号の大雨で浸水し、収穫できなくなっているためだ。運営スタッフは子供食堂を楽しみにしている子どもたちに「おなかいっぱい食べさせてあげたい」と願っている。毎日新聞が報じた。
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茨城保健生活協同組合が運営する「にこにこ食堂」では、生協の組合員や地元有志らがボランティアで、毎月第1、第3土曜に生協の一室で開催。数日前にさまざまな食材が届けられ、それらを見てからメニューを決めている。

学校給食がない日も、栄養価の高い食事を低価格で提供することが目的。中学生以下は無料、高校生や保護者は300円。毎回、近隣の児童や生徒、保護者らが集まる。

しかし、食堂の事務局によると、食材の提供元である水戸市や茨城県常陸太田市などの農園や家庭菜園が浸水し、収穫が難しい状況に追い込まれている。作業再開の見通しがはっきりしないため、「にこにこ食堂」では次回だけでなく、その後も食材が不足する恐れがある。

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