どんな映画にも存在する権利はある=ナタリー・ポートマンがマーベル映画を擁護

女優のナタリー・ポートマンさんが、マーベル映画をめぐるマーティン・スコセッシ監督とフランシス・フォード・コッポラ監督との論争に加わった。週刊誌ハリウッド・リポーターが伝えた。
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先にスコセッシ監督はマーベル映画について批判的な見解を述べ、コッポラ監督もそれを支持した。

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ポートマンさんはインタビューで「どんな映画にも存在する権利があると思う。芸術はいろんな方法でつくりだすことができる」と述べた。

またマーベル映画は、人々が日常から抜け出す手段になっているとの確信を示し、「マーベル映画がとても人気があるのは、本当に面白くて、人々がそれを必要としているからだと思う。彼らは仕事や日常の困難から気を紛らわすことを望んでいる」と語った。

スコセッシ監督は今月、「私はマーベル映画は観ない。試したよ。わかるかい?だがあれは映画ではない」と指摘し、「正直に言うと、最も近いのはテーマパークだ」と述べ、「人間が感情的、心理的経験を他者に伝えようとする映画ではない」との見解を示した。


ポートマンさんは、マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズでヒロインを演じており、2021年に米国で公開予定の第4弾『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』では女性版ソー役を演じる。

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