皆が映画のマネをしたがる「ジョーカー」の階段 ニューヨークの新しい観光スポットに

米ニューヨークに新しい観光スポットが生まれた。10月に公開されたばかりのトッド・フィリップス監督作品『ジョーカー』のファンたちが、同映画に登場する階段で写真を撮っている。この作品にはホアキン・フェニックス演じるジョーカーが、ゲイリー・グリッターの曲「ロックン・ロール・パート2」に合わせて踊りながら階段を降りていくシーンがある。しかしどうやら一見したところ、ファンの行動はすべての人にとって肯定的に受け止められているわけではないようだ。
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映画「ジョーカー」は10月初めに公開されたばかりだが、すぐにインターネット上で大反響を呼んだ。ネット上には、主人公のジョーカーのファンたちが、映画の撮影が行われた階段でジョーカーのダンスを実際に踊る様子をとらえた写真や動画であふれている。

​階段があるニューヨーク市サウス・ブロンクス区ハイブリッジに住む人々は、ロケ地がファンの巡礼地となったことに不満をいだいている。なぜなら、観光客やジョーカーのファンが来たからといって、治安が不安定な同地区に安心がもたらされるわけではないからだ。

サウス・ブロンクスの住民は、この地区に来ないようにとの呼びかけをネット上で始めたほどだ。

しかし、「ジョーカー階段」の撮影場所情報が埋め込まれているジオタギング写真はネットにどんどん投稿されている。

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