原油価格、3日連続で上昇後、調整で下落

25日、ブレント原油とWTI原油は3日連続で上昇した後の調整で下落している。世界経済の成長見通しに対する懸念が原油価格の下落を後押ししている。
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日本時間14時52分の時点で、北海ブレント原油先物12月限の価格は0.58%安の1バレル=61.31ドル。

WTI原油先物12月限の価格は0.62%安の1バレル=55.88ドル。

25日、原油価格は、米エネルギー省が発表した米国内の原油在庫の予想外の減少と「OPECプラス」の協調減産に関する期待で3日連続で上昇した後、調整で下落している。3日間でブレント原油は4%、WTI原油は5%上昇した。

今週、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、2020年の原油需要の伸び悩み懸念の高まりを受け、12月の会合で減産の拡大を検討すると報じられた。

情報筋は、2020年の原油需要は、米中貿易摩擦の影響を受ける可能性があると指摘した。

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