米国、正式なパリ協定離脱に向けて準備

ニューヨーク・タイムズは、2017年にトランプ米大統領が表明したパリ協定からの離脱について、米政府が準備を行なっていると報じた。
この記事をSputnikで読む

新聞によれば、パリ協定からの離脱プロセスの開始について国連に通知する期限は、まだ定かではない。離脱プロセスそのものには、1年はかかる。

ロシア、2019年末までにパリ協定批准へ
2015年12月に合意に達したパリ協定は、地球上の気候変動を抑制する目的で、世界の大国全てが参加した歴史上初の協定である。すでに195か国が参加している。協定の肝になっているのは、先進国が、貧しい国々を、自然災害との戦いや、リサイクル可能なエネルギー源への移行に関して資金的に援助することである。

パリ協定に加盟する国々は、地球上の平均気温を、2100年に向けて、前産業時代から比べて摂氏2度以上上げてしまわないことで合意した。学者らは、気温の大きな上昇は、地球環境にとって取り返しのつかない結果をもたらすと警鐘を鳴らしている。

トランプ大統領は先に、地球温暖化の理論に繰り返し疑問を呈していいた。これに関連し、米国は2017年、パリ協定(気候変動)から離脱した。トランプ氏によると、パリ協定は米国の経済的利益にそぐわなかったという。

地球温暖化は作り話ではない?

地球の気候を研究している多くの研究者たちは、現在、地球は温暖化しており、気温上昇が1.5度程度に収まらなければ、根本的に地球環境が変わってしまうと危惧している。このことは、何十もの気象衛星や何千もの気象観測所、たくさんの海上のブイ、そして何百という地球の気候に関するコンピューターモデルの測定結果によって裏付けられている。

関連記事

気候変動レポート 地球は救える 迅速に行動すれば

コメント