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羽生「自分の最高の60パーセントで滑っている」 スケートカナダ男子SPで首位

カナダのケロウナで開催のフィギュアスケートのグランプリシリーズ第2戦「スケートカナダ」で男子のショートプログラム(SP)が終了した。予想通り、男子シングルではトップの座をめぐる熾烈な争いは展開されず、羽生結弦選手が余裕で首位を占めている。
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羽生選手は記者団からの取材に対し、試合開始前にはかなりの緊張があったことを打ち明けた。  

「今日は緊張してましたがオータムの時から違って。これ緊張するんだなというのが分かっていたのでちょっと安心して。心のテンポを抑えながらできたかな。」

スケートカナダ2019 男子SP結果 羽生選手が首位【動画】
自分のコンディションについて羽生選手は、流ちょうな英語でさらに次のように語っている。

「今は自分の最高の力の60から70パーセントのレベルで滑っています。出された評価のなかには多少がっかりするものがあることも確かですが、新しいシーズンのいいスタートが切れたと思います。」

羽生選手が華麗な舞を見せるたびに観客席からは嗚咽がもれた。羽生のファンたちが泣いているのだ。羽生は、ファンたちのこうした反応は不調の続いた昨シーズンが原因だと説明した。「昨年の試合は転倒続きでした。不調の私にファンのみなさんは本当に心を痛めてくださった。それに本当に僕も、今日、涙を流してくださった方々のことがわかります。僕自身が同じ気持ちを味わいましたから。」


グランプリシリーズ第2戦「スケートカナダ」開催地のケロウナでスプートニク特派員は羽生選手のファンたちにインタビューし、大勢の羽生ファンが詰めかけることが予想されていたケロウナがこれにどう準備したかについて取材した。

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