フィギュア特集

五輪銀メダリスト、女子の4回転ジャンプ禁止を提案

かつての女子フィギュアスケーターで1980年五輪銀メダリストのマリーナ・チェルカソワさん(54歳)は、女子の4回転ジャンプを禁止すべきだと考えている。スポーツ紙「スポーツ・エクスプレス」がチェルカソワさん談として伝えた。
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チェルカソワさんは、エフゲニア・メドベージェワ選手(ロシア)のショートプログラムの失敗についてコメントし、このような発言となった。チェルカソワさんは、メドベージェワ選手のSPの不調を、若いライバルたちが4回転ジャンプを跳ぶことに関連づけた。「(メドベージェワ選手は)若い選手が難度の高いエレメンツを実施しているのを目にし、それがストレスとなっている」と考える。

チェルカソワさんは、「女子はフリーでも4回転ジャンプを禁止すべきです。男子はさらに進化しなければなりません」とし、「女性らしい、美しいスケーティングを見たい」と強調した。

トルソワ選手と羽生選手、カナダで同時に4回転トウループを決める
何年か前なら、 女子シングルで4回転を跳ぶとは想像もできなかった。 3回転コンビネーションを何度かプログラムに組み入れれば、 それで、かなりのレベルの選手だと思われていたのである。 しかし今では、何人かの選手にとっては、 4回転はすでにルーティンになっている。2019年10月5日、 ジャパンオープンで、ロシアのアレクサンドラ・ トルソワ選手がフリーで4回転を4回も着氷した。 女子シングルにおける4回転については、 フィギュアのプロフェッショナルの間でも、ファンたちの間でも、 少なくない論争を呼んでいる。何人かの専門家は、 4回転は女性選手の身体にとってよくない、と警告している。 世界で初めて、 4回転を教え子の女子選手たちに教えてプログラムに組み入れた、 有名コーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏は、あるインタビューで「 どのジャンプも、すべて、とても大きなリスクを負っている。 そのリスクは他の何とも比べようのないものだ」と話している。


GPシリーズ2019

GPシリーズは、6大会で構成されている。今シーズンはラスベガスの他、ケロウナ(カナダ、10月25日〜27日)、グルノーブル(フランス、11月1日〜3日)、重慶(中国、11月8〜10日)、モスクワ(ロシア、11月15〜17日)、札幌(日本、11月23日~25日)で開催され、男女シングル、ペア、アイスダンスの成績上位6名(組)が、トリノ(イタリア、12月5日~8日)で開催されるGPファイナルに出場する。

優勝賞金は1万8000ドル。なお2人組で行うペアとアイスダンスは1組で同額。2位は1万3000ドル、3位は9000ドル、4位は3000ドル、5位は2000ドル。GPファイナルの賞金は大幅に高くなり、1位は2万5000ドル、2位は1万8000ドル、3位は1万2000ドル、4位は6000ドル、5位は4000ドル、6位は3000ドル。


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