トランプ大統領 オープンスカイ協定離脱の構えを示す書面にサイン

トランプ米大統領は米国がオープンスカイ協定を離脱する構えを示す書類に署名した。ウォールストリートジャーナルが米大統領部内の2人の消息筋からの情報として報じた。
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ホワイトハウスはコメントを控えている。

ウォールストリートジャーナル紙によれば、最終的な決定はまだとられていないものの、大統領府内にいる条約の反対者は、同条約がロシアに米国での偵察情報の収集のチャンスを約束されているととらえている。

ウォールストリートジャーナルは、消息筋からの情報として、ロシアは米国とカナダに対し、2019年9月20日、ロシアのヨーロッパ地域の条約の枠内での監視飛行の実現を邪魔したと報じている。


「オープンスカイ」とは

1992年に締結され、冷戦後の欧州における信頼強化の一つの措置となった。発効は2002年から。これにより加盟国は空軍に関する情報を公然と収集することが可能となった。条約加盟国は34か国。

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