日本人初の国連難民高等弁務官の緒方貞子さんが死去 92歳

日本人初の国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子さんが死去したことがわかった。92歳だった。日本のマスコミが報じた。
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NHKによると、緒方さんは1976年に日本人女性として初の国連公使となり、1991年には日本人初の国連難民高等弁務官に就任、2000年まで10年にわたり任期を務めた。

国連難民高等弁務官駐日事務所(UNHCR日本)によると、緒方さんは「人命を救うための最善の選択」を基準に、現場の状況に応じた柔軟な判断を行い、「救援活動が人道主義の名のもとに政治的に利用されることに断固として抵抗」し、「難民問題と平和構築には深い関係があることを世界中に訴え続けた」という。

共同通信によると、緒方さんが亡くなったのは22日。

葬儀は29日に東京都内の教会で営まれた。

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