小池都知事 マラソン・競歩の東京実施を再主張

東京五輪のマラソンと競歩の会場をめぐって国際オリンピック委員会(IOC)が示した札幌に移す案を協議する調整委員会が30日から始まる。東京都の小池知事はこれまで調整や準備を進めてきた選手や都民の気持ちを大切にしたいとして、東京での実施を改めて主張する。NHKが報じた。
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東京五輪のマラソンと競歩の会場をめぐってIOCは10月16日、猛暑対策として、東京から札幌に移す案を発表し、25日には東京大会の責任者を務めるコーツ調整委員長が東京都の小池知事と会談して札幌に移すことはIOCとして決定したことだと伝えた。

こうした中、小池知事は30日から3日間の日程で行われるIOCの調整委員会に出席し、開催都市の東京都との議論がないまま会場の変更が提案されたのは納得できないとして、経緯などの説明を求める。

具体的には、札幌を選んだ根拠や会場を変更した場合に生じる費用負担や警備態勢、宿泊先の確保などの課題にどう対応するのかなどをただす模様。

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