イーロン・マスク氏 英ダイバー侮辱の件で米裁判所に出廷予定

米日刊紙「ロサンゼルス・タイムズ」によると、宇宙開発を手がけるSpaceXの最高経営責任者イーロン・マスク氏は、英国人ダイバーのヴァーノン・アンスワース氏を「小児愛者」と呼び、アンスワース氏から名誉毀損で訴えられた件で12月にロサンゼルスの裁判所に出廷する予定。
この記事をSputnikで読む

スティーブン・ウィルソン判事は、訴えの却下を求めていたマスク氏の申し立てを退け、マスク氏が、実際にアンスワース氏が小児愛者であるかどうかを確認しなかったことに過失があったかどうかを陪審員は判断しなければならないとの決定を出した。

マスク氏の弁護士アレックス・スピロ氏は「我々は裁判を首を長くして待っている(中略)我々が理解する限り、マスク氏が謝罪したにもかかわらず、アンスワース氏は15分間の名声からメリットを得ようとしている」と語った。

英国人ダイバーのアンスワース氏は2018年6月、タイで洞窟に閉じ込められた子供12人とトレーナーを救出する大規模な作戦に参加した。アンスワース氏は洞窟内の少年たちがいる場所を発見し、救出作戦チームを結成した。マスク氏とSpaceX社は独自開発の小型潜水艦をタイに送り、救出活動に取り組むダイバーらに提供した。しかし、アンスワース氏はインタビューの中で、この潜水艦を使用するのは不可能だとし、これは単なるPR行為であり、「マスク氏は自分の潜水艦を急所に突き刺しておけばいい」と述べた。

この発言の後、マスク氏はアンスワース氏を「小児愛者」、「児童レイプ犯」呼ばわりした。

コメント