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新シーズンのマキアージュ 資生堂の美容師がアリーナ・ザギトワ選手に考案

化粧品会社「資生堂」の優れた美容師らが、ロシアのフィギュアスケート五輪金メダリストであるアリーナ・ザギトワ選手に2019/2020シーズンの新しいマキアージュを考案した。同美容師らは昨シーズンからザギトワ選手のメイクを担当している。
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ショートプログラムのテーマは「Me voy」

美容師らの要望から、ショートプログラムのマキアージュのテーマは「Me Voy」となった。これは「情熱的な愛から旅立つ凛とした女性」を意味する。ザギトワ選手の唇には光沢のない鮮やか赤いルージュが引かれ、黒い衣装をベースにより効果的な演出となる。また、褐色のアイシャドウがクールな雰囲気を醸し出し、ザギトワ選手の自然な色合いの瞳にアクセントを与える。

フリースケーティングのテーマは「クレオパトラ」

資生堂によると、黒と青のドレスに合わせたグリーンのアイメイクがクレオパトラが持つ上品なイメージを、目の周りに装飾したラインストーンとゴールドの輝きで表現している。

マキアージュを考案した資生堂メイクアップアーティストの伊藤礼子さんは、「今回、ザギトワ選手の公式戦のメイクアップパターンを共同で作成させていただき大変光栄です。シーズン前にザギトワ選手とお話した際、彼女自身が楽曲の主人公のイメージを非常に大切にし、演技だけでなく衣装やメイクアップなど細部へもこだわりがあることを強く感じました。両プログラム共に、彼女が持つ美しい肌は軽やかなセミマットに、目もとは輝きのアクセントで質感をミックスさせ、氷上で美しさがより際立つよう提案させていただきました 」と語った。

2018年にザギトワ選手は資生堂のPR大使になった。

以前、衣装デザイナーがアリーナ・ザギトワ選手の「クレオパトラ」の衣装をどのように創作したか語った。


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