マレーシア、ロシア製航空機購入 EUが同国産パーム油輸入を停止した場合の対抗策

マレーシアのマハティール・ビン・モハマド首相はバンコクでのビジネスフォーラムにおいて、EU諸国がマレーシアのパーム油輸入をやめた場合、マレーシアは欧州製航空機調達を停止しロシア製に切り換える用意があると語った。
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マハティール首相はASEAN(東南アジア諸国連合)ビジネス投資サミットにおいて、「欧州が(マレーシア産パーム油の)輸入を削減あるいは制限するのであれば、我々も同様の措置を取り、欧州製品は買わない。マレーシアは欧州製ではなく、ロシア製航空機を購入する」と述べた。同フォーラムは現在バンコクでASEAN首脳会議および東アジアサミットの一環として開催中。

マレーシアとインドネシアは世界市場に最大90%のパーム油を供給している。EUがパーム油の輸出を停止すると、この二か国はいずれも大きな損失を被ることになる。

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