トーマスさんは亜南極マッコーリー島沿岸をパトロール中、波で岸に打ち上げられた瓶を発見した。瓶はコルクでしっかりと封がされ、中には小さな巻物が入っていた。
トーマスさんとレンジャー仲間は紙を慎重に取り出したが、がっかりした。何も書かれていなかったのだ。しかし仲間の一人が鉛筆の「こすり出し」を提案、すると秘密のメッセージが現れた。
メッセージを書いたのはポーランドの旅行者だった。その人物は南大西洋の無人火山島であるブーベ島(面積の93%は氷河に覆われている)にクルーズ旅行中だった。
紙には「やあ、私の名前は… ポーランド人だ(欧州)。ブーベ島に旅行している。今日は2015年4月6日。このメッセージを見つけたら、メールを送って欲しい。私のアドレスはJUDBAS@ … PL(お願いします)」と書かれていた。
後に、確かに2015年4月にブーベ島行きのクルーズは実施されたことが分かった。しかしメッセージの送り主の身元はまだ謎のままである。
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