共産党、16年ぶりの綱領改定案 中央委総会で提示、議論へ

共産党は4日午前、第8回中央委員会総会を党本部で開いた。志位和夫委員長が来年1月の党大会で正式決定する綱領の改定案を提示し、議論される見通し。綱領改定は2004年の党大会以来、16年ぶりとなる。
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改定は「世界情勢」に関する部分を中心に実施する。米国との覇権争いが激しさを増す中国とロシアを念頭に、批判的な文言を盛り込む方向だ。一方、自衛隊解消や日米安全保障条約廃棄などの記述は維持する方針。

4日午後には、小池晃書記局長らが「野党連合政権」樹立に向け、次期衆院選で野党各党との選挙協力を進めることなどを盛り込んだ党大会決議案を報告する。

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