今回、メドベージェワの新ナンバーの振り付けを担当したのはジョイ・ラッセル氏。使用した曲の『I dont wanna be you anymore』はビリー・アイリッシュに著作権がある。
ビリー・アイリッシュをメドベージェワとザギトワで分け合いっこ
今までメドベージェワは、自分はビリー・アイリッシュの熱烈なファンで、中でも『Bad Guy』が一番好きであることを幾度も語ってきた。
そんな中、2019年夏、まさにこの『Bad Guy』を使った新ナンバーを五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワが披露した。
メドベージェワのファンたちはこれに怒り心頭。メドベージェワの大好きな曲をザギトワが盗んだと非難したが、ザギトワは自分やメドベージェワ以外にもこの曲を好んで聴いている人は世界中にたくさんいると答えていた。
この騒ぎはファンの非難に終わることはなかった。今度はザギトワの『Bad Guy』の振り付けを担当したグレイヘンガウス氏が米国の振付師のジョジョ・ゴメス氏から盗用を非難されたからだった。ザギトワの演技の一部はゴメス氏の振り付けにあまりにも酷似していたため、グレイヘンガウス氏も認めざるを得ず、ゴメス氏に謝罪を行った。