イランがウラン濃縮活動を11月6日から再開すると表明したことに対して、国務省の報道官は「驚くことではない。彼らはいつもこうやって脅してくる。核を利用した露骨なゆすりだ。我々はイランにおける国際原子力機関(IAEA)の監視活動を完全に支持しており、IAEAから今後の進展について連絡が入るのを待つ」とコメントしたほか、「間違った方向への大きな一歩」という表現でイランの対応を批判した。
また報道官によれば、イランはフォルドゥやその他の施設でウラン濃縮を行う必要には迫られていない。これは「核を持ち出したゆすり」にほかならず、それでもってイランは政治的・経済的に孤立をさらに深めることになると警告した。そのうえで米国はイランが「地域の不安定化につながる行動を停止するまで、現行体制に対して最大限の圧力を加える」とした。
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