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研究者らが予想 気候変動により「計り知れない苦難」が人類を待ち受ける

ロシアと日本を含む世界153カ国1万1千人超の研究者が、二酸化炭素の削減に向け早急に措置を講じない場合、間違いなく「計り知れない苦難」が人類を待ち受けることになるということに同意する書簡にサインをおこなった。研究者らの報告が科学誌『バイオ・サイエンス』に掲載された。
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報告を行った研究者の1人でシドニー大学職員のトーマス・ニューサム氏によれば、研究者らには、環境の非常事態について全世界に警告を発する道徳的義務が課されているという。オレゴン州立大学の彼の同僚のウィリアム・リップル氏は、気候変動は多くの研究者らの予想以上に急激に進展すると指摘した。

学者が人肉を食べることを提案 気候変動対策として
研究者らは、パリ合意など気候に関するいくつかの国際合意があるにも関わらず、温暖化の影響は増大し、地球の気候破壊を引き起こしていると強調する。

専門家たちによれば、人類はさらに状況を改善するために具体的措置を講ずる必要があるという。専門家たちは地球温暖化を遅らせるために必要な第1歩となるいくつかの分野を指摘した。

特に研究者らは、化石燃料から再生エネルギーへの転換や高い税率の「炭素税」の導入、不安定な汚染物質の排出量削減、GDPの成長で財政状況を改善するという志向からの脱却、森林の大量伐採の中止、動物性食物のより少ない消費を訴えた。

気候変動-強まる世界的な懸念

以前、同様の結果報告を米国防総省が発表している。報告書によると、地球温暖化が米国の国家安全保障を脅かし、米国防総省が気候変動によって起こり得る事象に備えていないことから、20年以内に米国は軍事的な崩壊に陥る可能性があるという。

この報告書は、国防総省の懸念を裏付けた。気候変動により、米国は今後20年間で停電、病気、水不足、飢餓、戦争などの不安定要素に直面する可能性がある。

大気中の有害廃棄物の削減をスウェーデンの若き環境保護活動家グレタ・トゥーンベリさんが訴えている。

研究者らは、地球の憂うべき状況についての報告をほとんど毎日公表している。

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