アリババ、「独身の日」に1時間で130億ドルを稼ぐ

中国のネット通販大手「アリババ」は、ネット販売における記録を更新し続けている。この記録更新は、日付が変わるとともに中国でスタートした独身の日によるものだ。中国では11月11日は独身の日とされている。なぜなら「独り者」がカレンダー上に4人集まるからだ。
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独身の日になってから最初の1時間だけでアリババは130億ドルを稼ぎ出した。これは昨年の独身の日の最初の1時間よりも32%も多い数字だ。現在、すでに総売り上げは310億ドルを超えている。

比較のために言えば、昨年、独身の日の一日全体の売り上げは308億ドルだった。

11月11日のセールは、アリババ・グループに属する会社のサイトで毎年行なわれている。アリエクスプレスもその一つである。


独身の日?それは一体?

中国で独身の日が祝われ始めたのは、90年代の後半だ。主に、20世紀になり、ひとりっ子政策が導入された後で生まれた人々が、この日を祝っている。

独身の日は、11月11日が、独身者が4人並んでいるように見えることからこの日に制定された。

ここ数年、独身の日にあわせて、多くの中国のショッピングセンターなどが、セールを行うようになった。11月11日は、アメリカでいうところの「ブラックフライデー」のような存在になったのである。

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